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広島東洋カープ

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日本生命セ・パ交流戦:【広島東洋】年度別勝敗
年度 順位 勝利 敗北 引分 勝率
通算 12 59 82 3 .418
2005 11 11 24 1 .314
2006 9 16 20 0 .444
2007 12 5 18 1 .217
2008 6 13 11 0 .542
2009 3 14 9 1 .609
日本生命セ・パ交流戦:【広島東洋】打撃・投手成績項目別順位
年度 防御率 打率 平均得点 平均失点 1点差勝率
2005 9 6 11 10 12
2006 7 5 10 11 5
2007 12 10 11 12 6
2008 10 3 5 10 2
2009 10 11 8 10 2
2008~09年日本生命セ・パ交流戦:勝利時平均得失点差
チーム 勝利 得点 失点 平均得失点差
千葉ロッテ 19 132 56 4.00
横浜 12 93 45 4.00
北海道日本ハム 26 159 60 3.81
オリックス 19 121 49 3.79
東北楽天 22 122 44 3.55
埼玉西武 21 132 61 3.38
福岡ソフトバンク 33 187 88 3.00
東京ヤクルト 26 146 68 3.00
読売 26 139 64 2.88
中日 26 144 71 2.81
阪神 24 118 53 2.71
広島東洋 27 136 67 2.56
2008~09年日本生命セ・パ交流戦:敗北時平均得失点差
チーム 敗北 得点 失点 平均得失点差
北海道日本ハム 21 58 101 -2.05
福岡ソフトバンク 14 25 59 -2.43
埼玉西武 25 72 137 -2.60
中日 21 45 108 -3.00
東京ヤクルト 22 53 119 -3.00
千葉ロッテ 26 77 157 -3.08
読売 19 50 111 -3.21
阪神 22 65 136 -3.23
オリックス 29 80 174 -3.24
東北楽天 26 56 148 -3.54
横浜 36 93 230 -3.81
広島東洋 20 52 149 -4.85

 開始された当初はあまり日本生命セ・パ交流戦を得意としていなかった広島東洋だが、ここ2年は上位争いに食い込んで好成績を残している。特に昨季は過去5年で最上位となる3位につけ、5つの貯金を稼ぎだした。下位に沈んだ2005~07年と、その後2年間でチームの戦い方に変化が起きたのだろうか。

 好成績を残してきたこの2年間、広島東洋は投打とも優れた数字を残していたわけではない。というよりも、むしろ好ましくない数字が並んでいる。昨季はチーム防御率で12球団中10位、チーム打率で11位。当然ながら得点は増えず、一方で失点がかさんでいる。この不思議な現象をひもとくカギとなるのが、“接戦”での強さだ。1点差での勝率が、2年連続で2位につけているのだ。

 この2年間、広島東洋は最少得点差で勝利し、最大得点差で敗れている。つまり、勝利は接戦でものにし、敗北の際は大敗を喫する傾向が強いということだ。大差で勝とうが小差で勝とうが1勝に変わりはなく、敗北もまた同様。競った展開において必死に食らいつく粘り強さが、打撃成績や投手成績に表れない広島東洋の強みだったのではないだろうか。

 広島東洋の戦力面を見ると、やはり昨季までの2年間で日本生命セ・パ交流戦7勝を挙げたルイス(現レンジャーズ)の離脱は痛く、今年は投手力をカバーする打線の奮起が望まれる。ところが、クリーンアップの日本生命セ・パ交流戦成績を年度別に比較すると、あまり安定した成績を残せていないことがわかる。昨年も打率.255に留まり、チームの上位進出への貢献度はあまり高くなかった。

日本生命セ・パ交流戦:【広島東洋】年度別クリーンアップ打撃成績
年度 打数 安打 本塁打 打率
2005 425 129 20 .304
2006 430 121 24 .281
2007 275 61 5 .222
2008 282 83 7 .294
2009 255 65 5 .255
日本生命セ・パ交流戦:【栗原健太】年度別打撃成績
年度 打数 安打 打点 本塁打 打率
2005 - - - - -
2006 135 43 28 9 .319
2007 96 23 11 3 .240
2008 95 33 17 3 .347
2009 85 19 9 3 .224

 そしてクリーンアップの成績の上下は、不動の主砲である栗原のそれと関連している。隔年で成績が大きく揺れ動く栗原の成績と、歩調を合わせているのだ。特に昨季は打率が.224と不調で、主砲としての責務を果たせなかった。代役のいない重要なポジションだけに、昨季のような成績で終わるわけにはいかない。栗原は1年おきに好不調を繰り返しており、パターンに従えば今季は好調のシーズンとなるが、果たして主砲の復調は見られるだろうか。そのバットに寄せられる期待は大きい。

 野村監督を迎え、新しくスタートを切った今季。主力投手の離脱や新外国人の不振といった苦しい状況を乗り越えつつ、チームは日に日に成長しつつある。対戦相手の変わる日本生命セ・パ交流戦は、チームを一気に飛躍させる絶好のタイミング。昨年以上の戦いぶりをファンに見せられるか注目だ。

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