

<Q1>今季で6年目を迎える交流戦をペナントレースのなかで、どのような期間だととらえていますか?
開幕してから約1カ月後に始まるということで、また緊張感を持ってスタートできます。そういう意味でもプラスにとらえているし、非常にいい期間だと思います。戦い方にしても、最大でも4連戦。投手陣のやりくりが多少は楽になるでしょう。
<Q2>「ファンのために」を合言葉で始まった交流戦で、自チームはもちろんファンに注目して見てほしいところは?
個人的に交流戦は非常にいいシステムだと思っています。普段は対戦しないチームと戦えるし、ファンの方の楽しみも増えるでしょう。例えば、パ・リーグの投手にはダルビッシュ有投手や岩隈久志投手など非常にレベルが高い。チームの応援だけではなく、選手個々の対戦を見に来る人もいるかもしれません。そのような『意地と意地の対決』もファンにとっては醍醐味になるのではないでしょうか。
<Q3>野村監督自身は初の交流戦となりますが、これまで選手時代(05年)も含めて同ゲームを見てきたなかでの難しさは? また、その対策はありますか?
普段は対戦のない試合ということで投手、野手ともにデータでしか知り得ない部分も増えてきます。データと相手イメージとのギャップで戸惑うこともあるでしょう。私も現役時代にイメージと違った投手もいましたしね。そのギャップをいかにうめるかが一つのポイントになるでしょう。また、パ・リーグ主催試合ではDH制もあり、継投が難しくなってくるかもしれませんね。攻撃に関しては、相手投手とチームの状態の兼ね合いで、打撃重視かスピード重視でいくのか見極めていきます。
<Q4>ここまでチームの戦いを振り返っての課題は?
投手陣の先発ローテについては、前田健太の踏ん張りが光りました。ただ、大竹寛の不在というなかで、軸になる投手がもう一枚出てきてほしかったのが本音です。そういう厳しい戦いが続くなかで、去年までとは違った積極的な走塁も出てきています。もっと、クオリティーを高めて、より大きな武器にしていければと考えています。
<Q5>交流戦への意気込みをお願いします。
勝負事ですから勝ち越すことが一番です。しかし、当然、ファンの注目度も高くなるでしょうけど、交流戦だからといって、過剰に反応する必要はありません。1試合1試合を大切することが重要です。そのなかで、チームに勢いを付ける戦いをしていければと思っています。
【監督プロフィール】
野村謙二郎(のむらけんじろう)/生年月日:1966年9月19日/身長・体重:176㎝・80㎏/出身:大分県
経歴:佐伯鶴城高-駒澤大-広島89年 ~05年-広島10年~









